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子供を授からない人の共通点
この記事を読んでくださっている方の多くは不妊に悩まれている方も多いのではないでしょうか?
実は、私も不妊治療を行い39歳で念願の娘を出産しました。
今でも、人生で一番つらかったなと思うのは不妊治療をしていた時期です。
本当につらいですよね。
不妊治療の辛さというのは、女性でも経験した人じゃないとなかなかわからない辛さだと思います。
不妊治療中は、マタニティーマークをみたり、子連れをみるのもつらい気持ちになってしまいました。

私は今思うと、少し鬱っぽくなっていたかもしれません。不妊治療中は子供がほしい以外何も考えられなくなっていましたし、その期間本当にいろんなことを楽しむことが出来なくなっていたなと思います。
子供ができることが出来ないのであれば何も楽しくないという位の状態になっていました。
私は、そのくらい、最短でどうしても子供がほしいと思っていたので、不妊治療(体外受精を何回も)をしたけれども、結果的に妊娠できずに子供を諦めた人達に話をきいて、子供が授からない人の共通点を洗い出しそれをやらないようにと自分で気を付けました。
不妊治療に関してはかなり色々と分析をして乗り越えたので、今辛い不妊治療を行っている方の少しでもお役にたてればと思いこの記事を書いています。
子供を授からない人の見落としがちな共通点
人間は身体と心で出来ている
私が、不妊治療をなんとでも成功させるためにいきついたのはこの2つでした。不妊には身体の原因と心の原因と2種類の原因があることに気づいたのです。
中には、心の原因が身体の不妊を引き起こしているケースもありますので、心の不妊治療というのはとても大切なのですが、心の問題というのは人によって効果の差があるのでお医者さんは医学としてはっきりと心の原因を指摘できないそうです。
けれども、心の問題が身体の問題と関係しているということを感じているお医者さんはとても多いといいます。
例えばなのですが、
仕事が今軌道にのっている、でも子供は早く作らなきゃこんな気持ちで不妊治療に通っていた人がいたとします。
無意識に、仕事の邪魔をする子供を欲しくないとそう思って子供ができることを身体が拒否をしていたというような感じです。
このように、心の不妊治療までちゃんと考えている人はほとんどいないというのが不妊治療を通して感じたことです。
心の不妊治療を行っている専門の病院というのも私がやっている時はありませんでした。
病院不妊の辛さを乗り越えるカウンセリングをやっているところはありますが、心の不妊治療はなかなか浸透していないように思います。
それでは早速身体の問題と心の問題についてご紹介をしていきます
子供が授からない人の身体の問題に関する共通点
最初に身体の不妊に関して子供を授からない人の共通点をご紹介していきましょう
子供を授からない人の共通点1 不妊検査を詳しくやっていない
不妊に関する検査は最初にやったほうが無駄な時間を少なくすることができます。私の場合はそこでます子宮内ポリープがみつかりました。
何か問題があるのに、不妊治療を重ねるのは無駄にお金と時間をかけてしまいますので、不妊の検査も専門的なところで、最初にできるだけ詳しくやった方が良いと思いますし、実際子供を授からずに諦めた人というのは、身体の不妊の検査を細かくやっていない人が多かったです。
子供を授からない人の共通点2 ステップアップが遅い
体外受精のステップアップも年齢が早ければ早いほど子供ができる確率は上がっていきます。保険適用とはいえまだ条件があるので、全員同じようにできないかもしれませんが、早ければ早いほど子供ができる確率はあがっていきます。ここで迷って結局子供を諦めたという人も多いので、ステップアップしても子供が欲しいのか?というのは、夫婦で考えなくてはいけないことなのかもしれません。
中にはステップアップしても授からないと悩んでいる方もいらっしゃると思います。体外受精にステップアップしても子供が授からない人の共通点をご紹介していきます。
体外受精を何回も子供を授からない人の共通点その1
不妊治療で有名ではない病院に通っていた
ということです。
私はすぐに、西新宿にあるホルモン剤をなるべく使わない日本で一番有名な病院にいきました。(不妊治療経験者はこれで分かるのでは?)
体外受精は培養の技術の高さが必要なので、多くの体外受精を成功させた有名な病院に通うことも大切なポイントです。
私が話を聞いた何回も体外受精をチャレンジしても上手くいかず子供を諦めたという人は『えっ?その病院どこ?』っていう位不妊治療で有名ではない病院に通っている人が多かったです。
私が初めて体外受精用の病院に行ったのは38歳でした。
38歳でしたが・・・
なんとAMHは
46歳なみ
といわれてしまいました・・・。
とても低かったんですが、生理もきてて、排卵もしているのでとりあえずやりましょうって感じでした。
この病院にいって初めて自分が
橋本病があり、TSHが妊娠しにくい数値ということが分かりました。妊娠をのぞまないのであれば治療の必要がないが、妊娠をのぞむなら治療をしたほうが妊娠しやすいという微妙な数値だったのです。
いままで、自分にこんな病気があるなんて知らなかったです。
これも、体外受精を多く成功させている病院の実績で、それまでの実例からTSHを検査を先にやってもらえたのは本当によかったです。
総合病院でタイミング法をやっていたときはTSHと妊娠の関係性など全く言われませんでしたし、検査もしていませんでした。行く病院によって身体の不妊の発見は早くなります。
こういうこともあるので、やはり不妊に特化した有名な病院にいく事がおススメです。
私の場合は、TSHの数値の改善の為に有名な甲状腺ホルモンの専門病院を紹介してもらい、投薬治療をはじめました。
この甲状腺ホルモンの専門病院でOKの数値がでて、初めて西新宿の病院で不妊治療を開始してもらえるようになります。
また有名な病院は受精卵の培養技術も高いので、胚盤胞にまで育てられる確率もあがります。
体外受精を何回も子供を授からない人の共通点その2
着床障害・不育症について検査していない
何回体外受精をやっても着床しなかったり、何回も流産してしまう人はすぐに着床障害や不育症を調べるのがおすすめです。
私は、最初の体外受精が着床したのですが、すぐにながれて生理がきてしまいました。この後、すぐに次の受精卵をお腹に戻さずに、まずは着床障害、不育症の可能性がないか?調べました。
私は日本で一番着床障害、不育症について研究をしているといわれる新横浜の病院に行きました。
ここは、先生独自の研究をされていて、私がいっていた新宿の不妊治療患者も多く通って実際に出産までこぎつけている人が多くいるとのことでした。
余談ですが、この有名な新横浜の着床障害、不育症専門の病院は、流産されて辛い女性が多く通うので、受付など様々な点でやさしい声かけを配慮されているので不妊治療を長年つづけていて心がおれてしまった方にも優しい病院です。
ここの検査結果もかなり時間がかかりますし、予約がとれるのも半年後は覚悟した方がよいです。
ここで、着床障害、不育症の検査をして、私は問題がなかったのでそのまま新宿の病院のみの通院になりました。
やはり不妊だけを徹底的に研究して成果をあげているということは、それだけデーターも多く、他の病院では見つけられない身体の不妊の原因を見つけることができます。
身体の不妊に関しては
- ・とにかく不妊治療で有名な病院に行く
- ・不育症・着床障害を調べる
この二つがとても大切です。
次に心の不妊についてご紹介をしていきます
子供を授からない人の心が原因の共通点
不妊で子供が授からない人の共通点として
自己肯定感が低い
という傾向がみられます。
これは私が実際に調査をしていて思ったのですが、とにかく自己肯定感が低い人が多かったです。
一生懸命不妊治療をしていても、上手くいかないことに傷つきすぎてしまい、
『どうせまた駄目』
『私の身体はポンコツ』
などと常に自分で自分を責めてしまっています。
これは一見またうまくいかなかった時の為に、大きく傷つかないように自分で自分を守っているようにみえるのですが、実は逆です。自分でそう思い込めば思い込むほど子供ができなくてうまくいかない現実を作り出してしまいます。
何が起こっているか?というと
『どうせ自分は駄目なんだ』
と強く思いすぎているので、心はそれが事実であるかのように証明しようとします。その結果身体をやっぱり駄目になるように脳がコントロールしているのです。
引き寄せの法則と呼ばれるのはこれを利用しているものですが、悪いことでも強く思い込めば思い込むほど、心はそれが真実であることを現実世界xws証明しようと働きますから、なんとか次も駄目になるようになってしまいます。
そもそも
次も駄目だったときに傷つくから
と思う時点で
次もうまくいくはずがない
と強く思ってしまっています。
不妊治療を成功させるための心の不妊治療としては
自己肯定感をとにかくあげる
これが心の不妊の原因をとりのぞくうえでとても大切です。
自己肯定感のあげかた
自己肯定感というのは、自分がありのままの自分でよいとおもえることですから、自分は駄目な人間なんだということを証明する為に不妊を実現するようなことは起こりません。
自己肯定感のあげ方としては、
初歩的なものは、お風呂に入る時に
『自分の身体をきれいにしてあげよう』
ご飯を食べる時は
『美味しいご飯をたべさせてあげよう』
というように、自分に何かをしてあげるということを意識してみてください。まずは毎日当たり前にやっていることを自分にしてあげるというところからスタートです。
それができるようになったら、今日自分がやったことを10個毎日毎日書いてみて下さい。スマホの日記アプリに書くのがおすすめです。
今日は、顔洗った
遅刻せずに会社にいけた
こんな感じの事で充分です。
それができるようになったら、次は自分がワクワクすることを自分にしてあげましょう。不妊治療にお金がかかるから、他の事にはお金を使えないと自分にかなり強い制限をかけている人もいると思います。
けれども、自分をワクワクさせてあげることも、実は心の不妊治療の一環になります。不妊治療をしていると、気づいたら自分がワクワクすることをしてなかったという人もおおいのではないでしょうか?
ワクワクさせるリストとして、
毎日できるもの
週1回くらいならできるもの
月1回くらいならできるもの
年1回くらいならできるもの
こうやってワクワクリストをつくってみましょう。最低10個ずつはみつけてみてくださいね。毎日できるもののひとつとして、お気に入りの入浴剤をいれて入浴するとかそんな感じのモノでOKです。
自分がワクワクすることを考えて自分にさせてあげましょう。
こうやって自己肯定感をあげていくと、次に無意識に自分を責めていることに気づく人も多いと思います。
思った以上に、失敗したり、上手くいかなかった時に自分を責めてしまっている人が多いように感じます。
それを繰り返してしまうと、やっぱり私って駄目ということを心が証明する一つのツールとして不妊を作り出してしまいます。
自分を責めていることに気づいたときに、『自分を責めて駄目だな』とまた自分を責めてしまう人もいるので、まずは責めていることに気づくこれが最初の一歩です。
冷静に、『あっ私また自分を責めてしまっているな』こう気づくだけでも大きな進歩になります。
これが基本的な心の原因の不妊治療になります。
もう一つ心が原因で不妊をおこしている人達の共通点がありました。
それは、
本当は子供がほしくない
ということです。
自分ではほしいと思い込んでいるのですが、実際は夫が欲しいといっているから、親が孫がほしいといっているからなど、いくつかの事が原因で自分も欲しいと思い込んでいるパターンがあります。
この時に、
子供がいないことで私にどんなメリットがあるのだろうか?
ちょっと考えてみてください。
最初は信じられないかもしれませんが、
子供がいないから自由に仕事ができる
自分の親のようにならなくてすむ
夜自由に飲みにいける
など子供がいないことであなたが感じるメリットを探してみて下さい。そして、その心が不妊を作り出しているということがよくあります。
例えば、仕事が自由にできるというのであれば、仕事と仕事を少しセーブしても子供がほしいのか?本当の自分の気持ちを一回考えてみてください。
自分の母親みたくなりたくないと思っている女性もとても多いと思います。お母さんがそんな風にならざるおえなかった理由を考えてみると少し気持ちが癒されていくと思います。
このように心のトレーニングをしても一人だとやっぱり心が折れてしまう・・・。そんなこともあると思います。
私の場合は、占い師に子供ができるか?占ってもらって『女の子が産まれますよ』といってもらったのも励みになりました。
たかが占いと思うかもしれませんが、移植の時は占い師の言葉を思い出して自分が小さな子供を抱いている様子を必死に思い浮かべました
私が占ってもらった占い師は下記に紹介しています
以上が身体の不妊治療と心の不妊治療についてのご紹介になります。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
このように、身体の不妊治療の共通点と心の不妊の共通点をご紹介しました。
皆様が自分にとって一番幸せな未来を手にできるようにお祈りしております